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アンディ・サマーズ/大人のギタリスト講座21。

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「彼のプレイは、ロック・バンドにおけるギタリストの役割を再認識させたね。彼はできるだけ多くの音楽スタイルや影響を引き出しすことに意識しながら、単にソロ・プレイヤーのバッキングに徹していたそれまでのリズム・セクションのコンセプトを拭い去ろうとしてるんだよ」(ラルフ・デンヤー談)

レゲエのリズムにパンクのエナジーを合わせ、ポップ・ミュージックへと進化させたザ・ポリスのアンディー・サマーズの功績は大きい。
そして、意外にもそのキャリアは永い……。

アンディー・サマーズは、1942年12月31日、英国イングランド、ランカシャー州ブラックプールで生を受けた。
幼くしてピアノを習い始めた彼は、1957年、14歳までギターを手にしたことはなかったという。

「14歳のとき、ギターをもらったんだ。それからは突然なにかに取り憑かれたようだったよ。とにかくいつもギターを手元において、朝から晩まで弾いていたんだ。」(アンディー・サマーズ談)

1957年に同じくギターを弾きはじめたのが、後のキング・クリムゾンロバート・フリップであり、その後も二人の交遊は続くこととなる。
それにしても、僕が生まれた年に偉大なギタリスト2人が初めてギターを手にしたかと思うと感無量である。

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アンディー・サマーズは、熱烈なジャズ・ファンであった兄の影響で、多くのジャズ・ミュージックと親しむことになる。

「あまりにもジャズばかり聴いて育ったので、16歳になる頃の僕の存在理由は、州に一回ジャズ・クラブで演奏すること、になってしまったくらいさ!」(アンディー・サマーズ談)

彼が最初に影響を受けたのは、ジャンゴ・ラインハルトの“Nuages”だった。
さらに、バーニー・ケッセルウェス・モンゴメリージョー・パスやジャズ・ギターの探求者ラリー・コリエル、サックス・プレイヤーのチャーリー・パーカーなども好んだ。

1960年代初期、ハンク・マーヴィンのギターをフィーチャーしたシャドウズの曲を覚えたことで、米国のR&Bに目覚めた。

1964年まで、マジェスティック・ホテルの専属バンドに入り、ロバート・フリップと交代。
1966年にズート・マニー&ザ・ビッグ・ロール・バンドに加入。“The All Happening Zoot Money's Big Roll Band At Klook's Kleek”でレコード・デビューを果たす。
このバンドは、R&Bに感化されたオリジナル曲やオーティス・レディングレイ・チャールズジミー・スミスのカヴァーをプレイしていた。
アンディー・サマーズが、ジェイムズ・ブラウンのバンドでプレイしていたジミー・ノートンに強く影響されたリズム・ギター・スタイルを開発していたのもこのバンドで活動していた頃だった。
1967年、ジャズ・ロック集団ソフト・マシーンのレコーディング・セッションに参加。
1968年、エリック・バートン&ザ・アニマルズのツアーに短期間参加。
1960年代末期、イングランドで開催されたジミ・ヘンドリックスのコンサートを目撃。

「凄く感動したよ。完璧にハマってしまった」(アンディー・サマーズ談)

そして、1970年代初めまでロスに移り、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校に入り、クラシック・ギターを専攻。
ここでハーモニー、作曲、指揮、音楽理論を学び、ベーラ・バルトークメシアンシェーンベルクストラヴィンスキータケミツといった作曲家に親しんだ。
また、インド、中東の音楽にも感化され、実際シタールを4年間習い、ギターでヴィラヤット・カーンのソロのコピーを試みた。
後のソロ・アルバム『The Golden Wire』で、その影響が伺える。

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1975年、ジョーン・アーマトレイディングのアルバム『Back To The Night』で、プレイ参加。
1976年、デイヴィッド・ベッドフォードのアルバム『Odyssey』に参加。同年デイープ・パープルのキーボード奏者ジョン・ロードのアルバム『Sarabande』にも参加。

1977年、スティング(B)、スチュアート・コープランド(D)のザ・ポリスに参加。
(※ザ・ポリスの来歴はここで)

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14歳でギターを弾き始め、その後60年代にアンディー・サマーズがどんなギターを使っていたかは、残念ながら不明である。
ザ・ポリスに加入してからは、1963年製フェンダー・テレキャスター・カスタムがメイン・ギターとなり、フロント・ピック・アップにギブソン・ハムバッカーと、組込み式のオーヴァードライブ・ユニットがマウントされていた。
またサブ・ギターとして、1961年製フェンダー・ストラトキャスター、ヘイマーのプロト・タイプを使用。

ザ・ポリス解散後のソロ活動では、1952年製ギブソン・レスポール・ゴールド・トップ、ギブソンES-335、色々なタイプのスタインバーガーを使用。
ヘッドレス・ネックに、トランス・トレムのトレモロ・ユニットを搭載したスティーブ・クライン制作のスタインバーガー・スタイルのカスタム・エレクトリック・モデルもよく使われた。

アコースティックでは、ギブソン・チェット・アトキンス・エレクトリック・クラシックドブロのリゾネイター・ギター、ギブソンB-25フラット・トップ、ギルドの12弦、D-28などのマーティン製ギターを数本所有。

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特にお気に入りだったのは、アンドリュー・マンソン製作のカスタム・メイド・アコースティックである。
ピックは2種類を使い分け、リードやシングル・ノートでは、小型のダンロップ・ジャズII、バッキングでは薄型の通常の大きさのものを使用。
弦は、ディーン・マークレーの「.010~.046」のセットを使用。

アンディー・サマーズの幾重にも音を紡いでいくスタイルに刺激された、ザ・ポリスのメンバーは、レゲエ、ポップ、パンクという異質な要素を合体させるという革新的なスタイルで、1980年代初期にはバンドの頂点ともいえる歴史的名作『Synchronicity(シンクロニシティ)』を世に送り出す。


ザ・ポリス/シンクロニシティー

ザ・ポリス時代の彼の演奏は、音数は少ないが絶妙な構成によるバッキング・ワークを追求。リズム・プレイヤーとして認知されているが、ソロ活動ではロバート・フリップとの共演他、単なるサポート役にとどまらない才能を垣間見せてくれる。

ザ・ポリス時代、リズム・ギターでは、add9、sus4、add11といった構成音の一部だけを使ったコードやトライヤドで特徴をつけ、1~3弦だけでメジャー・コードをヴォイシングしたり、ベーシストの弾くルート音だけ省いてフル・コードのサウンドを出すという試みをした。また、5度コード、ルート-5th-9thなどインターバルでそのままコードになってしまう単純な5度音の積み重ねなども好んだ。
レゲエからの影響として、4分音符、2分音符、全音符などの間隔で一貫して強いアクセントをおいたり、“見つめていたい”や“孤独のメッセージ”などに見られる効果的なアルペジオ・パターンも彼の個性的な演奏となっている。

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ソロ・パートは短く簡素であったが、マイナー・ペンタトニック・スケールを基盤に、パンク・ロックの“音数の少ない豊かさ”に固執した抑制からくるもので、トリオ編成の隙間を分厚く音で埋め尽くすことをせず、逆に独自の緊張感を創り出すことに成功した。その独創的なスタイルは、同じくトリオ編成であるラッシュのギタリスト、アレックス・ライフソンにも多大な影響を与えたとされる。

アンディー・サマーズのテクニックで、変化に富んだ音色を織りなすエフェクト類のクリエイティブな使い方は秀逸である。
歯切れの良いクリーン・トーンから、分厚いうねりのあるトーンを演出するためコーラスやフェイズを効果的に使用し、シンプルなラインやコード・パターンをカウンター・リズムとして取り入れ複雑化させるためエコー・プレックスやデジタル・ディレイを巧みに使い分けた。
それらは、ピート・コーニッシュが製作したペダル・ボードに集約され、MXRフェイズ90、エレクトロ・ハーモニクスのフランジャー、MXRディストーション+、ミュートロンIII、コンプレッサー、アナログ・ディレイなどがセットされていた。
そして、異なったディレイにセッティングした2台の真空管エコープレックスを使用。

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「ギター・シンセは、曲を書くにはもってこいの楽器だね。シンセのサウンドからピュアな刺激を受けることが多いことに気づいたんだ。」(アンディー・サマーズ談)

ローランドのギター・シンセサイザー、GL-500、GR-300、GR-700といったシステムも彼にはなくてはならないものだった。

「俺はいつもシリアスなミュージシャンだったけど、それは務めたわけでもなく、ごく自然にそうなったんだ。何故なら音楽を愛していたし、プレイし続けるために音楽の知識にも飢えていたからね」(アンディー・サマーズ談)

アンディー・サマーズほど、一見控えめに見えて細やかで、実は大胆なテクニックとエフェクトの使い手は稀であろう。しかし、彼はこうも語っている。

「テクニックなんて、音楽における一手段に過ぎないし、他に何の意味もないんだ」(アンディー・サマーズ談)

お決まりのソロ・パートで、大股を広げ、歯を食いしばってトリルを連発する方法論をど返しした、ロック・ギタリストである前に一流の音楽家であらんとするアンディー・サマーズの想像した、ロックの意味は重要である。

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2007年現在、ザ・ポリス復活。
アンディー・サマーズは健在だ!



●Roxanne/The Police

●The Police - Message in a Bottle

●The Police - So Lonely

●The Police - De Do Do Do, De Da Da Da

●THE POLICE - SPIRIT IN THE MATERIAL WORLD - LIVE CHILE 1982

●The Police - Walking on the Moon

●The Police - Every Little Thing She Does Is Magic

●The Police - Every Breath You Take

●The Police - Synchronicity II

●Robert Fripp & Andy Summers - I Advance Masked

●Andy Summers 1987

●Andy Summers Guitar Lesson-Roxanne

●Fender® Frontline Live from Winter NAMM 2007:Andy Summers(2)

●Andy Summers-Afro Blue

●Andy Summers Interview

●Andy Summers - Guitar Lesson

●The Police in Vancouver - King of Pain2007





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テーマ:YouTube動画 - ジャンル:音楽

  1. 2007/07/31(火) 18:12:59|
  2. 大人のロック。
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:5
<<ジョー・サトリアーニ/大人のギタリスト講座22。 | ホーム | デュアン・エディ/大人のギタリスト講座20。>>

コメント

アンディのギターレッスン(下のやつ)を観ましたが、やっぱり
上手いですね~。コードの響かせ方とか、流石です。
でも最後の写真、本当に歳取ったなあ。
スティングだけ格好良く老けてるのは何故だろう(笑)

PS:先日は楽しい一時を過ごさせて頂きました。どうも
   ありがとうございます(^^)
   何とか終電に間に合いました(笑)
  1. 2007/07/31(火) 22:42:57 |
  2. URL |
  3. カブリエル #RDRaKwtQ
  4. [ 編集]

先日のLIVE EARTHでの演奏は良かったですよ。
年をとっても
ポリスはポリスです。
独特の緊張感のある演奏は健在でした。
スティングの声はかなり落ち着きましたね。
  1. 2007/08/02(木) 08:23:22 |
  2. URL |
  3. mo-xl #-
  4. [ 編集]

Re:コメント

カブリエルさん

>アンディのギターレッスン(下のやつ)を観ましたが、やっぱり
上手いですね~。コードの響かせ方とか、流石です。
でも最後の写真、本当に歳取ったなあ。
スティングだけ格好良く老けてるのは何故だろう(笑)

スティングは、昔からカッコいいですからね(笑)。
スチュワート・コープランドがまた何とも。。
アンディ・サマーズ、やはり凄腕ですね♪

>PS:先日は楽しい一時を過ごさせて頂きました。どうも
   ありがとうございます(^^)
   何とか終電に間に合いました(笑)

ああ、間に合いましたか!
penguilandさん、大丈夫だったかなあ。。。

  1. 2007/08/03(金) 19:34:09 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

mo-xlさん

>先日のLIVE EARTHでの演奏は良かったですよ。
年をとっても
ポリスはポリスです。
独特の緊張感のある演奏は健在でした。
スティングの声はかなり落ち着きましたね。

今回、僕も今年のライブ動画をいくつかリンクしましたが、久々に興奮しました!
やはり、ポリスいいですね♪
  1. 2007/08/03(金) 19:36:17 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2011/09/27(火) 02:59:01 |
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  3. #
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シタールシタール(ヒンディー語:?????、英語:Sitar)は、北インド発祥の弦楽器。民族楽器の一つ。シタールという言葉の語源はペルシア語のセタール(?????? :三弦)とされている。伝統的なシタールは19弦で、棹は長さが約90cmで約20個の金属製のフレットが結びつけられ
  1. 2007/08/05(日) 07:27:51 |
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