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ロバート・フリップ/大人のギタリスト講座17。

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「俺はジャズ・ギタリストでも、クラシック・ギタリストでもロック・ギタリストでもないと思っている。どれをプレイするにもそこに可能性を感じない。だから、もしみんなが受け入れてくれるなら、オリジナルなギター・スタイルをクリエイトしていく必要があると思う」(ロバート・フリップ談)

約60年あまりのロック史において、ギター・モダンともいうべき流れの源流に位置するギタリスト、ロバート・フリップについて。

いわずと知れたキング・クリムゾンの創始者ロバート・フリップは、1946年5月16日、英国オーセット州、ウィンボーンに生を受けた。

最初にギターを手にしたのは、1957年11歳のころ。
蛇足だが、1957年といえば僕が生まれた年でもある。
左利きだったフリップ少年は、あえて常道の右利きスタイルでギターを弾きはじめたという。
そうして、Egmund Freresのアコースティック・ギターで練習した彼は、14歳のときにヘフナー・プレジデントというエレクトッリック・ギターを手にし、1963年17歳でギブソンES-345を弾きはじめた。
ギターを弾きだして興味をもったのは、チャック・ベリーエルビス・プレスリースコッティ・ムーアである。

最初の3ヶ月は独学。
後にコース・メロンにあったスクール・オブ・ミュージックに1年通い、ピアノ教師から音楽理論を学んだとされる。
最初のギターの師匠は、1930年代スタイルのギタリスト、ドン・ストライク。
スクールを辞めた彼はドン・ストライクのもとに2年通い、ニック・ルーカスエディ・ラングのプレイ・スタイルをアコースティック・ギターで学んだ。
ロバート・フリップは今でもクロス・ピッキングを教えてくれた恩人としてドン・ストライクを挙げている。その頃にはジャンゴ・ラインハルトにも夢中だった。

さらに完璧なフィンガー・ピッキングを習得し、クラシック・スタイルを制覇すべく、フラメンコ・ギターを買い、クラシックと現代音楽の両方を聴きながら、ジャズ・ギタリスト、トニー・アルトンのもとで10回のレッスンを受け、スケールコード、ソロ・テクニックなどを学んだ。

「ギタリストのプレイを本気で聴いたことがないんだ。実際のところギターって、あまり大した楽器じゃない。ギターから興味をそそられることって、あまりないんだよな」(ロバート・フリップ談)

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そんなロバート・フリップも、60年代に入るとご多分にもれずジミヘンに衝撃を受ける。しかし、彼の興味はジミヘンのギター・テクニックではなく、音楽にだったという。ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ時代のクラプトンジェフ・ベックの才能も早くから認めていたが、ロバート・フリップにはそれらが“単に面白いもの”でしかなかったという。

だが、一日8時間の練習から、変拍子を交えての演奏を2時間一度もミスすることなく弾き続けたという逸話をもち、彼の演奏に感激したジミヘンが、楽屋で、心臓に近い左腕で握手をしてくれ、と頼んだといわれる。
その言動からは、アンチ・ギターを提言してはばからないが、実のところ彼ほどギターという楽器の可能性に着目し、切磋琢磨と落胆を繰り返すギターの求道者はいない。

クラシックでは、バルトーク『弦楽四重奏』ストラヴィンスキー『春の祭典』ドヴォルザーク『新世界』
ジャズでは、オーネット・コールマンチャーリー・パーカーマイルス・デイヴィストニー・ウィリアムスマハヴィシュヌ・オーケストラウェザー・リポートに自分と同様の可能性を感じていたという。
そして唯一ビートルズの『サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツ・バンド』からは、音楽家、作曲家としての要になるようなものを与えられたという。

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1964年、後のポリスアンディ・サマーズの後釜としてマジェスティック・ホテルの専属バンドに入る。
1968年、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ
1969年、キング・クリムゾン結成。『クリムゾン・キングの宮殿』発表。
1974年解散。
1981年、エイドリアン・ブリュー(G)、ビル・ブラッフォード(D)、トニー・レヴィン(B)による新生キング・クリムゾン結成。

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60年代後期のプログレッシブ・ロック・シーンの中にあって、ブル−ス・ベースを基盤とするロック・ギタリストに収まらなかったロバート・フリップは、ロック・ギターの可能性を大きく広げることになるのである。

ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ在籍の頃、最初のレスポールを買った。
そのレスポールには何種類かのスイッチ、ケーラーのトレモロ・ユニットを加え大幅な介改造が施された。
またトーカイのレスポールには、6音ポリフォニック・シンセPUを内蔵し、ケーラーのトレモロ・ユニット、それぞれのピック・アップにはコイル・タップ、フェイズ・スイッチを装着してある。

フェンダー・ストラトキャスターでは、63年製、66年製、ロビン・トロワーから進呈された57年製などを所蔵。
ロック・ギタリストともに名声を得るアコースティック・キャリアにおいては、ギブソンJ-45とテナー、ヤマハ、戦前のミルナー、タカミネを愛用。
自らのギター・クラフト・セミナーを開設後は、オヴェイション・レジェンド1867が彼のメイン・アコースティック・ギターとなる。
 使用弦は、70年代半ばからジョン・アルヴィー・ターナーのライト・ゲージ。
80年代後半、自ら開発したニュー・スタンダード・チューニング(C G D A E G 低音弦から高音弦)には、アコースティック弦「.012 .015 .023 .032 .047 .060」のセット。ピックは、べっ甲製のライトである。

1972年に、ブライアン・イーノと仕事をしている間、テープ・ループ・システムを教わり、それをもとに“フリッパトロニクス”を開発する。
これにより、ドリアン・モードでのダイアトニック・メジャー・スケール、ホール・トーン・スケール、オクタトニック・スケール、スーパー・ロクリアン、オリエンタルなど多種多様なスケールを奏でながら、多音声&や多韻律でパターンをシフトする独自の演奏をものにした。

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ロバート・フリップのアンプは、最初が8インチスピーカーの6W ワトキンス。
以後、ハイワット、フェンダーのほか、クリーン・トーンにはローランドJC-120ジャズ・コーラスといったソリット・ステイト・アンプ、ディストーションがほしいときにはチューブ・アンプのマーシャルなども愛用する。

“フリッパトロニクス”では、エコー・システムとしてRevoxのテープ式エコー2台、あるいはエレクトロ・ハーモニックス・16セカンド・デジタル・ディレイ2台。
ペダル・ボードには、アイバニーズ・デジタル・ディレイ、エレクトロ・ハーモニックス・ビッグ・マフ、フォクシー・レディが並び、さらにヴォリューム、ワウワウ、ファズのペダル類、バーンズ・バズアラウンド、カラー・サウンド・ユニットも加わる。

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80年代に、キング・クリムゾンとアンディ・サマーズのコラボでは、ローランドGR-300、GR-700のギター・シンセを試みた。

「エレクトリック・ギターって、もとはでかい音を出すためのアコースティック・ギターだ。でもそれがギター・シンセサイザーという別な楽器になった。今やそれぞれのライフ・スタイルに合わせたそれぞれの異なった音楽を、各自のテクニックで演奏できるってわけさ」(ロバート・フリップ談)

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リズム・アンド・ブルースから発展したロック・ミュージックは、ハード・ロックへと進化を続ける一方で、サイケデリック・ムーブメントを背景にプログレッシブ・ロックへの進化もとげる。
ロバート・フリップという類い稀なアーティストが、プログレッシブ・ロック、“進歩的なロック”を実践したことで、今日のロック・シーンに与えた影響は計り知れない。


●King Crimson - 21st Century Schizoid Man

●King Crimson - Pictures Of A City

●King crimson "Islands"

●King Crimson - Larks Tongues In Aspic Pt. 1 1973

●King Crimson - Discipline

●King Crimson "Elephant Talk"

●King Crimson - Robert Fripp solos

●ROBERT FRIPP - Frippertronics Demo (1979)

●Robert Fripp - Crafty Guitarists Pt1

●Robert Fripp String Quintet

●Robert Fripp - Guitar Hero (1992)

●David Sylvian & Robert Fripp - Riverman

●Sleepless - King Crimson

●King Crimson Red - dvd deja vrooom

●King Crimson - Vroom






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テーマ:YouTube動画 - ジャンル:音楽

  1. 2007/07/03(火) 16:27:02|
  2. 大人のロック。
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
<<ジミ・ヘンドリックス/大人のギタリスト講座18。 | ホーム | オジー・オズボーン/ブラック・レイン>>

コメント

この人って真のオタクって感じですよね。

うちのダンナにとっては神にも等しいらしいですが、私には良く分かりません。
コンサートにも連れて行かれましたが、開眼しませんでした。ステージの真ん中に御大がいらっしゃるにもかかわらず、ライトが全く当たらない真っ暗なステージで、音ばかり洪水のように流れ込んでくる、異様なライブでした。昔の曲もやってくれないし。ギターレッスンみたいな単調な曲が延々と続くし。。。(笑)

私、あのものすごい音の中で寝てしまったんですよね~。もしかしたら意識を失ってたのかも。。。

私のような門前の小僧にはフリップ先生の魅力はとてもとても、理解不能のようです。(笑)
  1. 2007/07/03(火) 21:20:10 |
  2. URL |
  3. てんてん #-
  4. [ 編集]

てんてんさん

>この人って真のオタクって感じですよね。
うちのダンナにとっては神にも等しいらしいですが、私には良く分かりません。
コンサートにも連れて行かれましたが、開眼しませんでした。ステージの真ん中に御大がいらっしゃるにもかかわらず、ライトが全く当たらない真っ暗なステージで、音ばかり洪水のように流れ込んでくる、異様なライブでした。昔の曲もやってくれないし。ギターレッスンみたいな単調な曲が延々と続くし。。。(笑)

おお、ライブに行ったのですね!!!!
僕は、あのギター・レッスンみたいなフレーズが好きなんです(笑)

>私、あのものすごい音の中で寝てしまったんですよね~。もしかしたら意識を失ってたのかも。。。

あらら。。。

>私のような門前の小僧にはフリップ先生の魅力はとてもとても、理解不能のようです。(笑)

笑。
今回はマニアにはたまらない動画が、たくさん見つかりました!
是非、プログレ・マニアの旦那さんにこの記事をお薦めください♪
  1. 2007/07/04(水) 16:34:07 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

両手タッピング

こんばんわ!
YouTubeを見ていた者です。

70年代のプログレといえば、カンサスくらいしか
興味のない私ですが、偏屈な先生っぽい
ロバート・フリップはテクニックだけでなく、
サウンド作りにも凝っていたようですね。

昔の映像で、タッピングみたいな事をやっている人が居て
驚きました(エディー登場前なのでしょうか?^^)

関係ないですが、ビル・ブラッフォードのバンド、
ブラッフォードの79年のライブ映像をBSで
見た事があるのですが、様々な巨匠達とプレイしてきた
人だけあって巧かったです。
  1. 2007/07/04(水) 22:16:25 |
  2. URL |
  3. JIM #mQop/nM.
  4. [ 編集]

Youtubeをいくつか拝見しましたが、クリムゾンの
音楽は本当に独創的ですね~。
何度も聴いていく内に、洗脳されてしまう様な
感覚に陥ります。ロバート・フリップならぬ
ロバート・トリップですね。普通の人の感性を
超えています。

そういえば、以前、ヌードルスさんがこちらのブログで
紹介されていた「RED」の動画にはかなり嵌まりました・・・。
  1. 2007/07/04(水) 23:10:12 |
  2. URL |
  3. カブリエル #RDRaKwtQ
  4. [ 編集]

J I Mさん

>こんばんわ!
YouTubeを見ていた者です。
70年代のプログレといえば、カンサスくらいしか
興味のない私ですが、偏屈な先生っぽい
ロバート・フリップはテクニックだけでなく、
サウンド作りにも凝っていたようですね。

プロフェッサーと称されるだけあって、偏執狂的なまでに音、テクニックを追求している変人ですね。。。

>昔の映像で、タッピングみたいな事をやっている人が居て
驚きました(エディー登場前なのでしょうか?^^)

トニー・レヴィンですね!
彼はジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』にも参加していたベーシストです。
もとはクラシック畑の人だったようですが、キング・クリムゾンには81年から参加しました。
エディは78年のデビュー前からタッピングしてたそうですが、どちらが先かは定かではありません。
それにしても、あのギターだかベースだかわからない楽器が凄いですよね!

>関係ないですが、ビル・ブラッフォードのバンド、
ブラッフォードの79年のライブ映像をBSで
見た事があるのですが、様々な巨匠達とプレイしてきた
人だけあって巧かったです。

ビル・ブラッフォードは、イエス→キング・クリムゾン→ジェネシス~と輝かしい経歴の持ち主です。
一貫してプログレ・バンドを渡り歩いていますが、傾向とすてはフージョン系に属します。
  1. 2007/07/05(木) 13:47:09 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

ガブリエルさん

>Youtubeをいくつか拝見しましたが、クリムゾンの
音楽は本当に独創的ですね~。
何度も聴いていく内に、洗脳されてしまう様な
感覚に陥ります。ロバート・フリップならぬ
ロバート・トリップですね。普通の人の感性を
超えています。

ディシプリン以降は、ちょっと異常なまでに独自のスケールを追求していますね。
あのギター・レッスン的な演奏がけっこう好きなんです(笑)。

>そういえば、以前、ヌードルスさんがこちらのブログで
紹介されていた「RED」の動画にはかなり嵌まりました・・・。

レッドは僕が一番好きなアルバムです!
音は根暗ですが・・・
  1. 2007/07/05(木) 13:51:01 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

とっても助かります!!
なにかって、マニアックな映像のリンクがこんなに!
最近はパソコンに向かうとYouTubeに浸ってますが、
リンク集を作るのって結構大変です。

まだ全部見てませんが、
Crafty Guitarists Pt1 や Guitar Hero のような映像が見れるとは、
本当にうれしい限りです。
こういう映像って買おうとすると異様に金がかかるんですよねー。

見ていたら、急にミニマル系が聴きたくなってきました。(^^;
  1. 2007/07/15(日) 13:34:14 |
  2. URL |
  3. Penguinland #-
  4. [ 編集]

penguinlandさん

>とっても助かります!!
なにかって、マニアックな映像のリンクがこんなに!
最近はパソコンに向かうとYouTubeに浸ってますが、
リンク集を作るのって結構大変です。

ありがとうございます。
かなりマニアックな映像が、たくさんアップしてあり僕も楽しんでいます♪

>まだ全部見てませんが、
Crafty Guitarists Pt1 や Guitar Hero のような映像が見れるとは、
本当にうれしい限りです。
こういう映像って買おうとすると異様に金がかかるんですよねー。

ですね! ほとんど非合法ですし。。。
なにより、フリッパトロニクスのデモ演奏まであるのに笑えました!

>見ていたら、急にミニマル系が聴きたくなってきました。(^^;

あ、マニアですね!
僕も結構好きなんです♪
  1. 2007/07/24(火) 11:05:28 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

最近CMで流れていた「EasyMoney」が好きで聴き始めました。
僕は、こんなROCKがあるのかと驚きました!プログレとゆうジャンルを初めて知りました。
  1. 2007/11/07(水) 20:31:23 |
  2. URL |
  3. レコ #-
  4. [ 編集]

レコさん

>最近CMで流れていた「EasyMoney」が好きで聴き始めました。
僕は、こんなROCKがあるのかと驚きました!プログレとゆうジャンルを初めて知りました。

いつもありがとうございます。
プログレは1960年代後半、それまでのブルースの発展系だったロックを、より多様化して表現しようとしたアーティストを総称したものです。
キング・クリムゾンやピンクフロイドなどが有名です。

当時はレコード(LP盤)だったので、A面とB面でコンセプチュアルな構成が多く、シングル指向ではない、長い曲が多かったです。
  1. 2007/11/08(木) 11:34:27 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2011/05/28(土) 00:00:46 |
  2. |
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