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ジョン・レノン/大人になれないオヤジのロック57。

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ことあるごとに書いてきたが、ギターを始めるきっかけなんて極論すると“女の子にモテたい”ってことで、まあそれが“目立ちたい”ってことと同義になる。
ビートルズだって例外ではなかっただろう。ところが、そんな不順なきっかけでデビューを果たし、稀に秘められた才能が開花してしまう人がごく少ない割合で存在する……。

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毎日一生懸命に練習し、曲を作り周囲から認められ、やがてクラブで演奏するまでに至る。そして、トントン拍子に動員数を増やし続け、ある日チャンスが訪れる。

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「君達はスターになれる」
スカウト氏はそういうだろう。
ビートルズに「君達はスーツを着れば、スターになれる」と誘ったのが、かのブライアン・エプスタインである。そして、サインに応じプロを目指す。
ところがサインに応じた時点で、マネージャーの思惑と大体がズレているものなのだ。
何故ならばサインした方は、「やったぜ! 俺達は今まで通り好きな演奏をするだけで金を得られるんだ!!」とはしゃぐ。
だが、マネージャーは、「こいつらを金を生む木に育てるには、ココとアレを修正し……」と考えている。
自分はプロになって、もっと人々に受け入れられるようになりたい。
いや、自分はプロになってしまったため、多くのことを失った。
とりわけビートルズにおいてポール・マッカートニーが前者であたり、ジョン・レノンは典型的な後者に属する。

1972年4月15日初版の『ビートルズ革命』片岡義男訳/草思社刊(絶版)。

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僕が28年前頃、神田の古本街で偶然手に入れたもので、発表当時、いわゆる暴露本として話題になった本でありジョン・レノンへの膨大なインタビューからまとめられた、ジョンのビートルズ観が綴られている。古い本であり、実際ジョン自身が後年覆した発言も多いが、少なくとも70年の解散2年後に語ったジョンの言葉には、正に“自分はプロになってしまったため、多くのことを失った”的な発言が目立つ。

「もし、自分が漁夫だったら、よかったと思う。
アーティストであることは、少しも楽しいことではない。責苦だ。
ファンが私達アーティストを死ぬまで吸い尽くしてしまうのです」

「武器を売ったり、黒人を殺したり、鼠と同居するような貧困生活、イギリスは何も変わっていない。ただ、私は30歳になり、周りに長い髪をしている人達が多くなったというだけですね」

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「有名になれば、さらに多くのことが期待されてしまう。
例えば、市長の奥さんと握手をしないと、“何だと思っているのかしら!”。
いつも新聞にいいつける、と脅されるのです。警察署長の娘、市長の娘……、最も不快な人達です。ビートルズとしての自分の存在になりきるために、自ら屈辱状態に陥れなければならなかった」

「ポールと知り合い、「バンドに入りたいかい?」と誘い、ジョージが加わり、リンゴが入ってきた。私たちはダンス・ホールでイギリスでも最高のパフォーマーだった。
ところがブライアン・エプスタインにスーツを着せられ、角をそぎ落とされて、大変な成功をした。成功とミュージシャンとしてのビートルズを交換してしまったのです。そして、ずっと後には有能なレコーディング・アーティストになっていた。ミュージシャンとレコーディング・アーティストは、全く別なものなんです」

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「ギタリストとしては、技術的にはそれほどでもないのですが、吼えるような、動くような音は出せます。私はバンドをドライブさせることができます。
ジョージのギター? なかなかいいと思いますよ。
ハ、ハ。私は私の方をとりますけど。『ゲット・バック』では私がソロを弾いています。
A面の全てをポールがソロをとった場合、人に親切になったポールは私にソロをくれるのです。
ジョージは素晴らしいギター演奏をするのですが、頭の中で考え過ぎてしまって本領を発揮できずにいるのです。今は変わったかも知れませんが、それはクラプトンも同じなのです」

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「映画『レット・イット・ビー』を観たとき、悲しく思いました。
あの映画はポールのために、ポールによってお膳立てされたものです。
ブライアン・エプスタインの死後、私達はポールのサイドマンになっていきました。
カメラはポールを撮り、編集した人間はポールが神様という態度で編集しています」

「解散を予感したのは『ホワイト・アルバム』の録音のときです。
あのアルバムはビートルズのレコードといっても、ある部分はポールとそのバッキング・グループ、またある部分では私とそのバッキング・グループ、これはジョージの、というようなレコードでしたから、とにかく私達が解体したのは、あのときです」

「ブライアン・エプスタインが死んだとき、これでもうお終いだとも思いましたが、自分じゃなくて(死んだのが)良かったっていう感情もありました。ブライアンは自分のためにビートルズを続けてきたのです。ポールはブライアンに世話になってきた、という感情があったのではないでしょうか? 彼はブライアンが死んでいないかのように、「さあ、アルバムを作ろう」といってきたのです。『マジカル・ミステリー・ツアー』はそうして作ったのです」

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勿論、今回抜粋・引用した箇所はほんの一部でしかない。
ご多分に漏れず、ビートルズの4人もドラッグ浸けだった時期があり、上記引用部分の回想もジョン的に曖昧なところが多いと語っている。
しかし、燃え尽きたようなジョンの発言を捲っていると良くも悪くも、満身創痍で“ビートルズ”を演じ、維持し続けた4人の疾走ぶりが痛いように感じられる。
やはり、4人でビートルズ。
この抜け殻のようなジョンの言葉からも、いかに時代がビートルズと添い寝していたかがわかろうというものだ……。

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●Nowhere Man

●Mr Postman

●The Early Beatles - Early Footage

●Jealous Guy

●Imagine

●Stand by me






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  1. 2007/01/01(月) 00:00:00|
  2. 大人のロック。
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

あの日……

チャオ!

彼が死んだ日、
私はアメリカにいましたけど、遠いサンタバーバラだったので
ラジオのニュースで知りました。
しかし英語の能力が欠如してた時期だったので
(今でもだけど)
「ショック死?」だと思い込んでしまい、
翌日、新聞で確かめると……
「ショット、だったのか……」

良かった、誰にも言わなくて(恥)

とにかく、
しばらく、どこのバーやクラブへ行っても
地元のバンドが彼の曲をプレイしてました。

昨日の『紅白』で、布施明が『IMAGINE 』を歌ってましたけど
う~~、ビミョー。
  1. 2007/01/01(月) 13:09:09 |
  2. URL |
  3. meneater #-
  4. [ 編集]

ジョン・レノン

ん~、私はビートルズの中では一番苦手なタイプ。
曲は好きなのがいっぱいあるんですが、何か後ろ向きのイメージがあるんですよね・・・。
ジョージの哀愁とはまた違う感じ。
後半はオノヨーコが彼を引っ張ってきたって感じですね。
因みに彼女の生き方は好きです。
  1. 2007/01/01(月) 22:03:20 |
  2. URL |
  3. Nob #-
  4. [ 編集]

Re:あの日……

meneaterさん

>チャオ!
彼が死んだ日、
私はアメリカにいましたけど、遠いサンタバーバラだったのでラジオのニュースで知りました。
しかし英語の能力が欠如してた時期だったので
(今でもだけど)
「ショック死?」だと思い込んでしまい、
翌日、新聞で確かめると……
「ショット、だったのか……」
良かった、誰にも言わなくて(恥)

笑。僕は仕事先かなんかで知って、帰りの電車の中で放心しました。

>とにかく、
しばらく、どこのバーやクラブへ行っても
地元のバンドが彼の曲をプレイしてました。

僕は自分の部屋で、毎日大音量で彼の曲を流しました(笑)。

>昨日の『紅白』で、布施明が『IMAGINE 』を歌ってましたけど
う~~、ビミョー。

かなり、ビミョーだと思います。。。
  1. 2007/01/03(水) 11:28:40 |
  2. URL |
  3. noodles #EpUBdlCE
  4. [ 編集]

Re:ジョン・レノン

Nobさん

>ん~、私はビートルズの中では一番苦手なタイプ。
曲は好きなのがいっぱいあるんですが、何か後ろ向きのイメージがあるんですよね・・・。
ジョージの哀愁とはまた違う感じ。
後半はオノヨーコが彼を引っ張ってきたって感じですね。
因みに彼女の生き方は好きです。

最初は僕もジョージ好きだったのですが、ビートルズを知ろうとすればレノンにぶつかる(笑)。
って感じです。
オノヨーコさんの存在意義が大きいことは、あまり世界では認知されていません。残念です。
  1. 2007/01/03(水) 11:32:17 |
  2. URL |
  3. noodles #EpUBdlCE
  4. [ 編集]

これは持論なんですが、
The Beatles のメンバーは全員、
ロックミュージシャンであって、
ロックスターではなかったと考えています。

ロックスターというのは「パフォーマンス」に苦を感じない人です。
彼ら、特に John Lennon はスターよりも、
ミュージシャンまたはアーティストであろうとしたわけで、
この本に代表されるようなネガティブ発言は、
スターに祭り上げられたことに不満を唱えていると考えれば、
結構納得がいくものかな、と思ってます。

  1. 2007/02/10(土) 15:29:46 |
  2. URL |
  3. Penguinland #-
  4. [ 編集]

penguinlandさん

>これは持論なんですが、
The Beatles のメンバーは全員、
ロックミュージシャンであって、
ロックスターではなかったと考えています。

ロックスターというのは「パフォーマンス」に苦を感じない人です。
彼ら、特に John Lennon はスターよりも、
ミュージシャンまたはアーティストであろうとしたわけで、
この本に代表されるようなネガティブ発言は、
スターに祭り上げられたことに不満を唱えていると考えれば、
結構納得がいくものかな、と思ってます。

なるほど・・・。
ただ、当初はジョンもスターになりたかったはずで、なってみたら「しんどい」ってな口だと思います(笑)。
ポールのような正確じゃないと辛いでしょうね!
  1. 2007/02/13(火) 12:32:21 |
  2. URL |
  3. noodles2 #EpUBdlCE
  4. [ 編集]

今頃ですが

12月8日は毎年、朝からその日がとても気になり、一日喪に服すような日になってしまいます。随分経つのになー・・・
オノ・ヨーコ展は、ちょっと深い喜びがあり面白かった。

この前の、アホみたいなコメントにも返しがあり、丁寧にすいません。
ここには人を拒絶するような、違ったオーラを感じていたので黒い画面にコメント打つのはなかなかで、すいませんでした。 時々見に来ています。
  1. 2007/05/19(土) 14:37:01 |
  2. URL |
  3. A・Y #piS9xoeY
  4. [ 編集]

A・Yさん

>12月8日は毎年、朝からその日がとても気になり、一日喪に服すような日になってしまいます。随分経つのになー・・・
オノ・ヨーコ展は、ちょっと深い喜びがあり面白かった。

僕もです。。。

>この前の、アホみたいなコメントにも返しがあり、丁寧にすいません。
ここには人を拒絶するような、違ったオーラを感じていたので黒い画面にコメント打つのはなかなかで、すいませんでした。 時々見に来ています。

全然、拒絶してません(笑)。
コメント大歓迎です♪

確かに、ここではロックのことしか書かないのですが、そういうブログもあってもいいか、と思っております。

  1. 2007/05/21(月) 11:12:19 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

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