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B.B.キング/大人のギタリスト講座30。

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1960~1970年代のロック創成期において、若いギタリストたちに慕われ、多大な影響を与えた一人、Mr.キング・オブ・ブルースことB.B.キングの登場です。

1925年。
日本では、1月14日に三島由紀夫が生まれ、3月22日東京放送局(現NHK)がラジオ放送を開始した年である。
同年9月16日、B.B.キングは米国ミシシッピー州イッタ・ベナ近郊に生を受けた。

本名はライリー・B.キング。
自ら “ ビール・ストリートから来たブルース・ボーイ ” と呼び、それが略されてブルース・ボーイと呼ばれ、最終的にB.B.キングと呼ばれるようになった。

両親がエルクホーン・ジュビリー・シンガーズというゴスペル・グループで、パート・タイムのシンガーだったことから、彼の音楽キャリアもゴスペルを歌うことからはじまったとされる。

1933年。キングが8歳のとき、伯父の義兄弟であった伝道師アーチ・フェアーが訪ねてきて、フェアーが持ってきたギターに初めて触れることとなる。
アーチ・フェアーは幼いキングに、C. F. Gの3つのコードを教え、そのコード進行I - IV - Vも習った。
10代で農場労働者となったキング少年は、働いた給料で最初のギター、ステラのアコースティック・ギターを手に入れ、ラジオから流れてくるジャズ、ブルース、カントリー&ウェスタンといった音楽をコピーしはじめる。

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B.B.キングが初めて聴いたブルースは、叔母が所有した78回転盤のレコードで、
●ブラインド・レモン・ジェファーソン
●ロニー・ジョンソン
●ロバート・ジョンソン
●バンブル・ビー・スリム
●チャーリー・パットン
だった。
その頃第二次世界大戦中にも関わらず、彼は街角に立ってブルースをプレイしたところ、より投げ銭が増えたことから貧しかった彼は、単純にブルース・プレイヤーになることを決心する。

そして、
●エルモア・ジェイムス
●クラレンス “ ゲイトマウス ” ブラウン
●ライトニン・ホプキンス
●ローウェル・フルソン
●ビッグ・ジョー・ウィリアムス
といったブルースマンに傾倒し、中でもTボーン・ウォーカーの “ Stormy Monday ” には特に影響されたそうだ。

「いくらやっても、全く出来ないんだ。自分の指がアホなんじゃないかと思ったよ」(B.B.キング談)

実際、キングはアール・フッカーや従兄弟のブッカー・ホワイトたちが演奏するスライド・ギターの演奏法が理解できなかったそうで、後年彼の十八番となった独特のヴィヴラート奏法は、スライドの音色を真似ようと努力した結果の副産物であった。ラジオ時代ならではの逸話である。

やがてジャズにも興味をもったキングは、
●チャーリー・クリスチャン
●ジャンゴ・ラインハルト
●バーニー・ケッセル
●ケニー・バレル
●ルイス・ジョーダンズ・ティンパニー・ファイブ
などに親しみ、さらにジョニー・ムーアからは、9th.13thのコードを習得した。

1946年21歳のとき、農場の小作人を辞めメンフィスへ移住。
ナイト・クラブで仕事を得、ルイス・ジョーダンダイナ・ワシントン、ロイ・ブラウンらと演奏することになったが、生活は貧窮を極め又従兄弟のブッカー・ホワイトと生活を共にして凌ぎ、ほどなくして全米初の黒人が運営するラジオ局WDIAのコマーシャル・シンガーの仕事を得る。
このとき、安いフルアコのギブソンfホールのエレクトリック・ギターを購入。

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1948年、ミシシッピー時代の農場の地主への借金を完納。
サニー・ボーイ・ウィリアムソンに招かれ、KWEM局のラジオ・ショーで演奏。

1949年。
ブレッド・レーベルで、“ Miss Martha Take A Swing With Me ”、“ How Do You Feel When Your Baby's Packed Up To Go ”、“ I've Got The Blues ” を初レコーディング。

ここでB.B.キングの有名なギター、ルシールの命名事件が起きる。
アーカンソー州のクラブで演奏中、男性客2人がある女性(ルシール)をめぐって取っ組み合いの喧嘩をはじめた。照明が倒れ、引火、クラブは大火事となってしまった。一旦逃れたキングはギターを取り残してきたことを思い出し、火の燃え盛るクラブの中に飛び込んでギターを救出したのだが、翌日の新聞で、2人の死亡者を出す思いがけない大惨事だったことを知り、無謀な自分の行動を反省する意味で、愛用のギターをルシールと呼ぶようになったのである。

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1950年代、モダン・レコードで活躍していた彼は、
●ギブソンES-5
●フェンダー・ブロードキャスター
●ギブソン・バードランド
●グレッジ
●エピフォン
●シルヴァー・トーン
と、数々のギターを持ち替えたが、1985年にギブソンのセミアコ・ボディ・シンライン・エレクトリックES-335購入。
翌年ギブソンES-335を購入。これが以後B.B.キングのフェイヴァリット・モデルとなった。

B.B.キングはギター以外にも、ピアノ、ベース、ドラム、ハーモニカ、ヴァイオリン、クラリネットなどをこなすが、

「いろんな楽器を弾くことで、ギター・フレージングに効果があるんだ。増してプレイが流暢になるな」(B.B.キング談)

と語っており、独学で楽器を習得した彼は、後年やはり独学で譜面の勉強もしている。

「譜面を読むことは、僕がスペリング(書き取り)と呼んでいるもので、ゆっくり綴りを確認するようにスペルする、詰まり読むのさ。メトロノームが急かさなきゃ、結構上手に読めるんだよ」(B.B.キング談)

このように彼の音楽への探究心は、飽くなきもので、さらにホーン・プレイヤーの、
●クーティー・ウィリアムス
●ジョニー・ホッジス
●ボビー・ハケット
●エディー・クリーンヘッド・ヴィンソン
●ルイス・ジョーダン
などからも多いに感化された。

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B.B.キングのプレイは、シングル・ノートのマイナー・ペンタトニックが基盤であるが、歌いながら弾く方法をとらなかったため、逆にソロやフィルの工夫に専念できたといわれる。特にワン・フレーズを歌った後、まるでギターとヴォーカルが問答するように、短いフレーズでギターがヴォーカルを追いかけるコール・アンド・レスポンスが特徴的である。
他にも前述した、スライド・ギターを真似て習得したパワフルなヴィヴラートもさることながら、必要ならば左手5本の指全てを駆使して繰り出されるドラマティックなチョーキングも、他の追従を寄せつけない彼ならではのものである。

「プレイしているときも、ずっと歌っている感覚だよ。みんなみたいに音を沢山つかって弾かないのはそのためさ。ソロを弾いていても、僕にはギターを通して歌っている自分の声が聞こえてくるんだ」(B.B.キング談)

1980年、ギブソン社が fホールを無くしたES-335仕様の、B.B.キング・カスタム・モデルを開発。
1988年には同モデルが、B.B.キング・ルシール・モデルとして有名になったが、キング自身も何本か所有している。仕様ピックはミディアムで、弦はアーニー・ボールの.010 .013 .017 .030 .045 .054のセットを使用した。

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1951年、ローウェル・フルソンのカヴァー曲 “ Three O'Clock Blues ” リリース。全米R&Bチャート1位獲得。

1960年代前半には、後に多くのアーティストが取り上げるスタンダード・ナンバーとなった “ Rock Me Baby ” を発表。

1965年、前回のマーク・ノップラーもファエヴァリットと豪語する、歴史に残る名作『Live At The Regal』発表。


ライヴ・アット・ザ・リーガル

1969年に発表された “ Thrill Is Gone ” のリメイク(原曲はロイ・ホーキンス)で一躍有名になる。1970年代に入っても活躍が続き、1951年から1985年までの間に実に74回ビルボードにチャート・インを果たす。

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1980年~2000年までは、アルバムのリリースは減らし、TVショーへの出演やライブへの出演が多くなり、ライブ回数は年に300回にも及んだという。

1997年のアルバム『Deuces Wild』にはヴァン・モリソンドクター・ジョンローリング・ストーンズウィリー・ネルソン等、B.B.キングを慕うアーティストが大挙参加。2000年にはエリック・クラプトンとのアルバム『Riding With the King』を製作。


デューシズ・ワイルド


B.B.キング&エリック・クラプトン/ライディング・ウィズ・ザ・キング

御歳83歳の、Mr.キング・オブ・ブルースはいまも健在だ!

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♪B.B.キング公式HP



B.B.キングの動画をチェック!
それにしてもクラプトンが、いかにB.B.キングから音楽的な影響を受けているか痛感します。

●B.B. King on Ralph Gleason's Jazz Casual 1968 Part 1
●B.B. King on Ralph Gleason's Jazz Casual 1968 Part 2
●Three 3 O'clock Blues
●Rock Me, Baby
●The Thrill is Gone
●bb king & Gladys night, please send me someone to love
●B.B. King & Buddy Guy - I Can't Quit You Baby
●Ain't Nobody Home
●Paying The Cost To Be The Boss (Crossroads)
●Eric Clapton and B.B. King - Riding With The King
●JEFF BECK with B.B. KING - Key To The Highway
●BB King, Billy Preston and Bruce Willis - Sinners Prayer
●B.B. King & David Gilmour
●B.B. King Live Japan 1989
●Gary Moore & Bb King - Since I Met You Baby
●Steve Ray Vaughan - The Sky is Crying ( Albert and BB King)
●BB King and Friends All Star Cast






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テーマ:YouTube動画 - ジャンル:音楽

  1. 2008/02/12(火) 17:00:00|
  2. 大人のロック。
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:6
<<ボン・スコット(AC/DC)/本日28回目の命日!!! | ホーム | マーク・ノップラー/大人のギタリスト講座29。>>

コメント

娘の世話で寝不足になっている者です(^^;)
B.B.キングのビブラートは独特ですよね~。
少ない音数でもしっかり聴かせる所は流石です。
時代が変わっても、一流と言われたプレイヤーの
演奏は色褪せないものなんですねぇ・・・。
  1. 2008/02/14(木) 21:48:16 |
  2. URL |
  3. カブリエル #RDRaKwtQ
  4. [ 編集]

Re:コメント

>娘の世話で寝不足になっている者です(^^;)

仕方ありませんね。
ってか、僕のときは毎晩深夜帰宅で覚えがないんですが(汗)。。。

>B.B.キングのビブラートは独特ですよね~。
少ない音数でもしっかり聴かせる所は流石です。
時代が変わっても、一流と言われたプレイヤーの
演奏は色褪せないものなんですねぇ・・・。

いや、僕も今回書くために、ほぼ初めてB.B.をチェックしたのですが、ハマりそうです!
滅茶苦茶、カッコいいっすよね~♪

  1. 2008/02/15(金) 23:08:34 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

こんばんは。

僕はブルースの中で一番この方が好きです。あのビブラートはあこがれます。そういや、最近知ったのですが、BBキングは、今度新譜出すんですよね。元気ですね~。

ブルースが好きとずっと言ってましたが、実はジャズも大好きです。ブルースより好きかも知れません。
ジャズ特集もやってみてください。奥が深いので。ちなみに一番好きなのは、ウェス・モンゴメリーです。

では失礼します。

  1. 2008/08/19(火) 18:28:41 |
  2. URL |
  3. ドラさん #-
  4. [ 編集]

訂正

上の訂正です。

やっぱり僕にはブルースの方が好きです。

BB最高です!
  1. 2008/08/29(金) 13:01:45 |
  2. URL |
  3. ドラさん #-
  4. [ 編集]

ドラさん

>やっぱり僕にはブルースの方が好きです。

いつもありがとうございます。
基本的に僕はロックです。よって当ブログは60年代〜80年代のHR/HMを中心としております。

ミュージシャンの歴史上、遡って古のアーティスト動画にリンクしたり、ロック・ギターの歴史において重要なブルース・ギタリストなどを掘り下げています。

残念ながら、僕はジャズが苦手なんですよ。
1957生まれのオヤジですが、ばりばりロックが好き!
  1. 2008/09/09(火) 18:54:27 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2011/04/30(土) 18:55:23 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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シ、シドいよ B.B.キング

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ロックとロックな生き方を愛し、模索する1957年生まれ。
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