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マーク・ノップラー/大人のギタリスト講座29。

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1980年代に、頻繁に出かけた様々なロック・バンドの日本公演の中でも、僕の中で突出して思い出に残る英国のバンド、ダイアー・ストレイツ。
今回はそのギタリスト、マーク・ノップラーにスポットを当てたい。

「音楽理論なんかに染まって、自分のプレイの価値を下げるなんてとんでもない間違いだ。そんなもの聴こえちゃこないし、眼にも見えない。だって自分の信条と違うだろ?」(マーク・ノップラー談)

1949年。
日本では、日本国有鉄道が設置され、ソ連(現ロシア)が核兵器保有を宣言。本格的な米ソ冷戦時代に突入した。
そんな年の8月12日。
マーク・ノップラーは、スコットランド、グラスゴーに生を受けた。

ケルト・ミュージックに親しみ、伯父のキングスレーが弾くブギ・ウギ・ピアノを聴かされ、初めてロックンロールの存在を知ったのは彼が9歳のときだった。
そんなきっかけで、ラジオから流れてくる音楽に耳を傾け、レコードを買うようになる。
最初に気に入ったのは、スキッフルのロニー・ドネガンで、母親にジャグ、ウォッシュ・ボードをかき鳴らすレコードを盛んにねだるようになる。

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1955年、6歳のとき家族と共にイングランド、ニューキャッスルに移住。
1964年、15歳のときに初めて赤いストラト・シェイプのヘフナーV-2を手に入れた。ここで本格的にロカビリーやロックンロールにはまっていく。
●スコッティ・ムーアがギタリストのエルヴィス・プレスリー
●ジェイムズ・バートンがギタリストのリッキー・ネルソン
●デュアン・エディ
●ジミー・ギルマー&ファイヤーボールズ
●ジェリー・リー・ルイス
●チェット・アトキンスがギタリストのエヴァリー・ブラザーズ
●ビートルズ
●ローリング・ストーンズ
●キンクス
●ハンク・マーヴィン&シャドウズ
などなど、夢中で聴きまくった。

そしてこの頃。マーク・ノップラーが影響を受けたミュージシャンで特記しておかなければならないのが、ボブ・ディランである。

「ボブ・ディランは最初から聴いていたよ。14歳から15歳の頃、ディランから受けた影響は尋常じゃなかった。女の子の家を巡り回ってはコーヒーを75杯も飲んだり、タバコを90本も喫って、『Blond On Blond』を120回も聴きまくったんだ」
(マーク・ノップラー談)

実際、1978年ダイアー・ストレイツのデビューを経て、翌年1979年発表のディランのアルバム『Slow Train Coming』にセッション参加した彼は、後年1983年にもアルバム『Infidels』で、ディランからプロデュース依頼を受けるまでに、その付き合いは親密なものとなっている。

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1965年、16歳の頃には米国のブルースへと興味が広がり、
●ブラインド・ウィリー・マクテル
●ブラインド・ブレイク
●ロニー・ジョンソン
といったオールド・ブルース・ギタリストや、
●ハウリン・ウルフ
●B.B.キング
といったシカゴ・ブルースへと傾倒していく。
特にB.B.キングの『Live At The Regal』は、フェイヴァリット・ブルース・アルバムだと豪語する。

当初、ロックンロール・バンドで演奏していたマーク・ノップラーは、友人から借りたフォーク・ギターで、いまや彼の十八番となっているフィンガー・ピンキングを習得すべく、フォーク・クラブでも演奏するようになる。

しかし1960年代から、1978年ダイアー・ストレイツのデビューまで、マーク・ノップラーのミュージシャンとしてのキャリアは、決して順風満帆とはいかなかった。その辺りの経緯は、過去記事を参照されたい。

そして、そのデビューまでの苦悩の時代に彼は、独特のフィンガー・ピッキング・スタイルを確立する。
右手親指と人差し指、中指以外をほとんど使わない。
指の肉部分でつま弾きウォーム・タッチにしたり、爪で弾きパーカッシヴなトーンを鳴らしたりと変幻自在なフィンガー・ピッキングが特徴的である。
そして、薬指と小指は1弦の下のボディにあてがい、手首はブリッジに固定してしまう。故にコードを弾く場合も、親指にはめたフラット・ピックでストロークせずに、親指、人差し指、中指で弦をつかみつまみ上げるようにして、ピアノのコード・アタックのように鳴らす。

ミック・グリーンがやっているように、ピックを使ってリズム/リードみたいなものを弾いていたんだ。そしたら、フィンガー・ピッキングと、ピック使用の効果がうまく一緒になって、面白いものになってきたんだ」(マーク・ノップラー談)

そしてこの頃、J.J.ケイルから最も大きな影響を受ける。
「自分のスタイルができあがっていく頃、随分J.J.ケイルを聴いたよ。彼はとにかく特別な存在さ」(マーク・ノップラー談)

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ディランほか、様々なジャンルのミュージシャンから敬意を表されるマーク・ノップラーの所蔵エレクトリック・ギターは、
●1928年製ナショナルのリゾネイター
●フェンダー・ストラトキャスター
●1960年代初期のギブソン・レスポール・スペシャル
●1980年代後期のペンサ・スールおよびルーディー・ペンサ・ストラト
●シェクターのストラトおよびテレキャスター・モデル
●バーンズ・ボールドウィンの12弦
●1953年製ギブソン・スーパー400アーチド・トップ
●ギブソンES-335セミアコ・シンライン
使用弦はダダリオXL-120(.009~.042)。
アコースティック・ギターは、
●カスタム・メイドのオヴェイション・アダマスの6弦と12弦、レジェンド
●ギブソン・J-45
●1925年製テイラーのL-3アーチド・トップ
●ギブソン・チェット・アトキンス・エレクトリック・クラシカル
●ラミレス・クラシック
といったところである。

「彼がダイアー・ストレイツ『悲しきサルタン/Sultans Of Swing』を出したとき、町に住むヤッピーが、マーク・ノップラーっていうグレイトなギタリストがいるから聴いてみなよ! って教えてくれたんだ。さっそくラジオでチェックしたんだけれど、すっかり彼のプレイに魅了されたよ」(チェット・アトキンス談)

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冒頭にも書いたが、1980年代に僕は日本青年館でダイアー・ストレイツのライヴを体験した。
とにかく音がいい。そして実際のライヴではうねるようなグローヴがあり、メンバー自身が踊りだすのではないか? の寸前で自己を抑制し、正確な演奏に徹する姿がもの凄い緊張感をもって迫ってくる。
今も思い出に残る、白熱のライヴであった……。

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悲しきサルタン

♪『悲しきサルタン/Sultans Of Swing』から動画をチェック!
●Down to the Waterline
●Six Blade Knife
●Sultans of Swing
●In the Gallery
●wild west end live
●Lions


ラヴ・オーヴァー・ゴールド

♪『ラヴ・オーヴァー・ゴールド/Love Over Gold』から動画をチェック!
●Telegraph Road - Mark Knopfler - Live 2005
●private investigation
●Industrial disease (1982)
●Love over gold


ブラザーズ・イン・アームス

♪『ブラザーズ・イン・アームス/Brothers in Arms』から動画をチェック!
●So far away
●Money for nothing (1984)
●walk of life
●Your Latest Trick - live in Basel 1992
●Why Worry
●Ride Across The River
●The Mans Too Strong (Wembley Arena)
●Brothers In Arms

♪ソロ活動から動画をチェック!
●Going Home - Local Hero
●Boom Like That Video
●What It Is
●The Notting Hillbillys - Why Worry
●Layla - Mark Knopfler and Eric Clapton duet
●Mark Knopfler & Chet Atkins - Poor Boy Blues





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