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T.REX/マーク・ボラン(煌めきへのレクイエム3)

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さて、このブログの宿題バンドの一つ、T.REXです。
1970年代を通過した者で、T.REX、マーク・ボランを知らない奴はモグリです。
そのぐらい、流行りました。

1947年9月30日、ロンドンのハックニーに生を受けたマーク・ボラン(本名マーク・フェルド)は、1957年9歳の夏に友人と当時ブームのスキッフル・バンドを結成する。
バンド名はスージー&ザ・フラフープス。
同バンドには、後の60年代初めにソロ・シンガーとして大成功したヘレン・シャピロ、60年代半ばにデュオ、トゥルースとして活躍したスーザン・シンガーとスティーヴン・グールドなどが在籍していた。

やがてスキッフル・ブームの終焉とともに、英国にもロックン・ロール・ブームが起こると、マーク・フェルドことボランはエルヴィス・プレスリーを経てクリフ・リチャードに刺激を受けた。

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1950年代末から1960年代初頭の弟一次モッズ・ブームでマーク・フェルドは、既にロー・ティーンのモッズとしてロンドンで知れ渡り、イヴニング・スタンダード、タウンといった新聞・雑誌で紹介され、子供向けTV番組『ファイヴ・オクロック・クラブ』に出演するようになっていたそうだ。

1964年末、ディズニー映画『Toby Tyler』という孤児の物語をヒントに、トビー・タイラーという芸名で、デモ録音。

1965年1月、マキシム・サウンド・スタジオで2度目のデモ録音。
曲はディオンのカヴァー“Gloria(The Road I'm On)”とボブ・ディランの“風に吹かれて(Blowin' In The Wind)”だった。

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その直後、EMIアビイ・ロード・スタジオでもスウィンギング・ブルージーンズの“You're No Good”を録音し、オーディションで文字通り“キミは良くない”と不合格となったとされる。

その後、キャット・スティーヴンスとのデュオを経て、デッカ・レコードのオーディションで米国スタッフ・プロデューサーのジム・エコノマイデスの眼に止まり、ソロ契約に漕ぎ着ける。
そこで、トビー・タイラーという芸名がディズニーとの版権問題からか問題となり、ジム・エコノマイデスがマーク・ボウウンド(Bowland)という芸名を提案。
これを本人がアレンジしてマーク・ボラン(Bolan)として、1965年11月シングル“The Wizard”でデビュー。続いて1966年2月シングル“The Third Degree”を発表するが、両方とも失敗。デッカとの契約が打ち切られる。

2作の失敗を、マネージャー不在が原因と位置づけたボランは、ヤード・バーズの敏腕マネージャーだったサイモン・ネピア=ベルに白羽の矢を立て、いきなり電話で「僕はシンガーのマーク・ボランだけど、今までにないブリティッシュ・ロック・スターになるよ」と売り込む。
ところが、まずはデモを送ってくれと対応したネピア=ベルの自宅に、その10分後に押し掛けて、テープ・レコーダーがないのでここで歌うよと告げ、居間で50分ほど演奏。
しかしこのボランの演奏に衝撃を受けたネピア=ベルは、そのままキングスウェイのデン・リー・スタジオにボランを連れて行き、夜8時から再び居間での演奏を繰り返させ、録音させる。これが後の『ビギニング・オブ・ダブズ』である。

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ネピア=ベルによって、ヤード・バーズと同じEMIと契約し、パーロフォン・レーベルから1966年11月にシングル“Hippy Gumbo”をリリース。
しかし、またも不発に終わる。

ネピア=ベルは、同じくマーネージメントしていたバンド、ジョンズ・チルドレンのギタリスト脱退にともない泣かず飛ばずのボランを起用。
だが、バンドでのポジションに不満を抱きシングル3枚に参加しただけで半年も経たずに脱退。ボランはメロディ・メイカー誌にメンバー募集広告を出す。

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集まったメンバーで、6人組のサイケデリック・バンドを結成。
トラック・レコードのサポートで、ギグを開くもメンバーの未熟さからギグは大失敗。
トラック・レコードから機材を没収されてしまったボランは同じメンバー募集に応募してきたスティーヴン・ペリグリン・トゥックをパーカッショニストとして、アンプラグド・スタイルのデュオ、ティラノザウルス・レックス結成。

ティラノザウルス・レックスは英国古謡、ブルース、ロック、中近東音楽、インド音楽などを融合した音楽で、ビートルズのアップル他5社から引き合いがあった。しかし、そのどれもに不満を持ったボランは当時リーガル・ゾノフォン・レーベルのデニー・コーデルの下で働いていた新進気鋭の米国人プロデューサー、トニー・ヴィスコンティに接触。
ヴィスコンティは、ティラノザウルス・レックスをリーガル・ゾノフォン・レーベルと契約させ、以後6年に渡り強力なパートナーとなるのである。

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ロンドンのUFOクラブで、ティラノザウルス・レックスを初めて観たヴィスコンティは、
「とてもユニークで、同時にあまりに斬新過ぎて不思議な気持ちになった。マーク・ボランは英語で歌んの?って思った。床に座った2人と、300人ほどのオーディエンスもあぐらをかいて座っていて、宗教の儀式みたいだった」
と、印象を語っている。

ティラノザウルス・レックスは、1968年4月、“デボラ”(英国34位)でデビュー。
以後2年間に3枚のシングルを発表。
1969年7月のシングル“キング・オブ・ランブリング・スパイアス”では発のエレクトリック・ギターを使用。
1970年初頭には、ヴィスコンティが手掛けたデヴィッド・ボウイのシングル“プリティエスト・スターズ”にボランがギターで参加。

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紆余曲折の果て1970年10月、ボランとヴィスコンティはフライへ移籍。
そこでバンド名をT.REXと短縮、同時にパーカッションにミッキー・フィンが参加した。
サウンドはエレクトリックなブギ・スタイルと変化し、同年12月T.REXとしての1stアルバム『T.REX』発表。
この頃、スティーヴ・カーリー(B)、ビル・リジェンド(D)が加入。


T.REX/T.レックス+9(初回生産限定盤)※再発売(CD)

1971年9月2ndアルバム『電気の武者/Electric Warrior』発表。
ボランとヴィスコンティは、このアルバムでブギ・スタイルのギター・リフ、不自然なコード進行、ユニゾンによるストリングス・アレンジ、元タートルズのフロ&エディによるファルセット・コーラスで構成した“ボラン・ブギ”を確立する。
ステージでも、ソリッド・ボディのエレクトリック・ギターを抱え、金ラメのスーツを着用し、それまでの“魔術師”から“電気の武者”へと変貌。
アルバムからのシングル“Get It On”が、4週連続英国1位、全米トップ10ヒットを記録。一気に世界的な“T・レクスタシー”ブームを巻き起こす。
おりしも、友人のデヴィッド・ボウイも『ジギー・スターダスト』がブレイクし、T.REXはグラム・ロック・ブームの真っ只中に君臨することとなる。


T.レックス/電気の武者+8 30THアニヴァーサリー・エディション(CD)

1972年7月、3rdアルバム『The Slider』発表。(英国4位)
前作での画期的なT.REXサウンドにさらに磨きがかかり、シングル“メタル・グルー”、“テレグラム・サム”、“チルドレン・オブ・ザ・リヴォリューション”(アルバム未収録)、“イージー・アクション”(アルバム未収録)が世界的に大ヒットした。
蛇足だが、話題を呼んだジャケット写真はリンゴ・スター撮影との伝説となっていたが、トニー・ヴィスコンティ撮影というのが真相であった。


T.REX/ザ・スライダー(CD)

また、この頃自らのレーベル『T.レックス・ワックス・カンパニー』設立。
ザ・ムーヴ、ELOのマネージャー、トニー・セカンダをビジネス・マネージャーに迎え、EMIとの配給契約を果たす。

1973年3月、『Tanx』発表。(英国4位)
シングルでは、“20センチュリー・ボーイ”(アルバム未収録)、“ザ・グルーヴァー”(アルバム未収録)、“トラック・オン”(アルバム未収録)
僕が知っているT.REXもここまで。
T.REXは名実共にピークを迎えていた。


[枚数限定][限定盤]タンクス/T.レックス[CD]

また同年、バンド編成に3人の女性コーラスを組み入れ、そのうちの1人グロリア・ジョーンズという黒人女性の影響もあり、ソウル、アメリカン・ポップスのサウンド要素が加味される。

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1970年代後半のパンク・ブームの煽りからか、一時の熱狂的な“T・レクスタシー”ブームも終焉を迎える。
ドラッグ浸けの日々、完全に自身をコントロールできなくなったボランは、全盛時のグラム・ロックの旗手からは見る影もなく肥満。

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しかし、妻となっていたグロリア・ジョーンズとの息子の誕生もあり、生活を一新した彼は、1977年、ジャムブームタウン・ラッツジェネレーションXといった新世代バンドをゲストに向かえるTV番組『MARC』のホスト役を務め、パンク世代とのパイプとなり名声を維持していた。

そして、その年の9月16日、グロリアと明け方まで飲み歩き、帰宅途中グロリアが運転するミニGTが、バーンズ・コモンの街路樹に激突。
早朝5時、グロリアは重傷。
マーク・ボランは帰らぬ人となった。
30歳の誕生日を迎える2週間前の出来事であった。

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生前、マーク・ボランは「僕は30歳まで、生きられないだろう」と公言していたそうだ。

今回T.REX/マーク・ボランの来歴を辿ってみて、改めて思うことがある。
子供の頃から異才を放ち、周囲の利権目的の大人達に踊らされ、黒魔術に傾倒し、ネガティヴとポジティヴの狭間でもがき前進した彼の短い人生は、絵に描いたようなロック・スターの悲劇である……。


よかったら、過去記事(煌めきへのレクイエム)もどうぞ。
ジミ・ヘンドリックス。(煌めきへのレクイエム1)
フィル・ライノット/シン・リジィ。(煌めきへのレクイエム2)



それでは、アルバム順で動画をどうぞ♪
●T.Rex-Ride A White Swan

●T.REX MAMBO SUN

●Marc Bolan & T.Rex - Cosmic Dancer (live)

●Marc Bolan - Jeepster

●MONOLITH

●T.Rex - Get It On (UK '71)

●T.Rex - Girl (live)

●T.Rex - The Motivator

●T.Rex - Life's a Gas

●T.Rex - Metal Guru

●Marc Bolan & T.Rex - Rock On '07

●T.Rex - The Slider

●T Rex - Spaceball Ricochet

●Buick MacKane

●T.Rex - Telegram Sam (UK '72)

●T.Rex - Baby Strange (live)

●T.Rex - Main Man

●T.REX "The Groover"

●T.rex- 20 century boy





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テーマ:YouTube動画 - ジャンル:音楽

  1. 2007/11/06(火) 19:26:57|
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コメント

20世紀少年

T.REXの「20century boy」はCMでも使われていますね。僕は、漫画の20世紀少年で知りました。
「20century boy」のリフは、かっこよすぎます!
  1. 2007/11/07(水) 17:09:49 |
  2. URL |
  3. レコ #-
  4. [ 編集]

Re:20世紀少年

レコさん

>T.REXの「20century boy」はCMでも使われていますね。僕は、漫画の20世紀少年で知りました。
「20century boy」のリフは、かっこよすぎます!

ご訪問、コメント感謝致します。
20世紀少年は僕も大好きな漫画です。
よかったら、過去記事↓も読んでみて下さい♪

http://bosssikirock.blog79.fc2.com/blog-entry-57.html
  1. 2007/11/07(水) 20:14:26 |
  2. URL |
  3. noodles2 #-
  4. [ 編集]

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