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ボブ・ディラン序章/大人になれないオヤジのロック67。

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前回のクイーンに続き、手つかずだった超大物、ボブ・ディラン。

1941年5月24日生まれ。
米国ミネソタ州デュルースにて、ユダヤ系の父エイブラハム・ジマーマンと母ビアトリス・ストーン(愛称ビーティ)のあいだに生を受け、ロバート・アレン・ジンママンと命名された。後にボブ・ディランと本名も改名しており、詩人のディラン・トーマスからとった、あるいは叔父のディロンからとも述べている。

1847年、6歳の頃に一家はカナダ国境近くのヒビングに移り住む。
鉱山の町ヒビングは、石採場への鉱夫を乗せるバスが路線拡張し、やがて全米を網羅するグレイハウンド・バスの発祥地でもある。

鉱山により潤っていたヒビングは、活気があり、ハンク・ウィリアムスに憧れバンドを組み、リトル・リチャードのカヴァーとオートバイに明け暮れる若者たちで賑わっていたという。

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幼いボブ・ディランには、鉱山バブルに湧くそんな若者たちが奇異な存在として映った。この頃から既にシニカルな視点を有する子供だったようだ。
幼少時からピアノを独学し、ロカビリー全盛下エルヴィス・プレスリーに憧れバンド活動に明け暮れ高校生活を送る。
ランボーヴェルレーヌブレイクといった詩人からも影響を受けながら何度となく家出を繰り返し、高校を卒業。大都市ミネアポリスのミネソタ大学に進学した。

だが、ほとんどキャンパスには行かず、ディンキー・タウンに入り浸る。
フォーク・ソングとの出逢いである。

この頃、自らをボブ・ディランと名乗り、ウディ・ガスリーの歌に運命的な出逢いをした。さらにビッグ・ジョー・ウィリアムスジェシー・フラーらのブルースにも感化される。

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地元のコーヒー・ハウスで歌うようになったディランは、同店で既に人気者だったジョン・コーナー、デイヴ・レイ、トニー・グローヴァーの3人から可愛がられ、トニー・グローヴァーにはブルース・ハープの洗礼を受ける。

憧れのウディ・ガスリーが療養するフォークの聖地、グリニッチ・ビレッジに思いを寄せながら、大学を中退。
1960年1月24日、ついにヒッチ・ハイクで雪の降るニューヨークに辿り着き、宿もとらずにビレッジのコーヒー・ハウス“カフェ・ホワァ?”に飛び込んだ。

しかしビレッジは想像した以上に、彼に幸運をもたらせることとなる。
エリック・フォン・シュミット、ディヴ・ヴァン・ロング、ウディ・ガスリーの親友ランブリン・ジャック・エリオットとの出逢いである。

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早々にプロとして、コーヒー・ハウス“ガスライト”などのステージに立つディランに、ハリー・ベラフォンテ、敬愛するビッグ・ジョー・ウィリアムス、キャロリン・ヘスターといったスターたちのレコーディングでハーモニカを依頼される。

特にキャロリン・ヘスターとのセッションで、CBSのプロデューサーであるジョン・ハモンドに見いだされたことがきっかけでコロンビア・レコードと契約を果たす。
これが全て19歳の田舎者ロバート・アレン・ジンママンが、ヒッチハイクでニューヨークに辿り着いた年に経験したことである。

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翌年1961年11月、デビュー・アルバム『ボブ・ディラン/Bob Dylan』は録音され、62年3月19日発売。トラディショナル・ナンバー中心でオリジナル曲は2曲。しかし、その天性のリズム感は既にフォークの衣を着けた“ロック魂”を内包していた。


ボブ・ディラン/ボブ・ディラン

1963年、セカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン/The Freewheelin' Bob Dylan』で、彼の強力な歌詞が注目された。
“風に吹かれて”“くよくよするなよ”は、ピーター・ポール&マリーにカヴァーされ、“戦争の親玉”“大三事世界大戦を語るブルース”“激しい雨が降る”により、闘う歌、プロテスト・ソングの旗手として脚光を得たのである。


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特筆すべきは、シンガー・ソングライターとしてのボブ・ディランのアプローチである。決して「戦争なんか辞めちまえ」とは歌わない。
「俺はこう思うんだが、あんたはどう思う?」と、あくまでディラン個人の主観からなる疑問を問いかけてくる。
このスタイルが圧倒的に世に受け入れられた。

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このアプローチは、70年安保に反目した日本の若者たちにも圧倒的な支持を得ることになる。
当時左翼思想へ走った学生たちは、決して全ての者が純粋な思想性から体制に反発したわけではないといわれる。
特に地方から中央の大学に進学した学生には、孤独から脱する方法としての学生運動参加という意味合いがあったそうだ。
何のこともない。友達がほしかったわけである。
だから、「あんたはどう思う?」という友好的なディラン的問いかけが、日本のそれらの学生たちの心中にも雨水のように浸透したのだ。

実はこの“大人になれないオヤジのロック”弟一回目にも告白しているが、僕は小学校高学年の頃、ビートルズから洗礼を受けながら、中学で“大フォーク・ブーム”に巻き込まれてしまった経緯がある。

岡林信康のメッセージは、もう完璧な「俺はこう思うんだが、あんたはどう思う?」だった。さらにボブ・ディランに憧れ模倣しつくした若者は、反体制を軸としながらも、個人的な恋を歌うディラン同様にごく私的なメッセージへと突き進む。
「俺は、神田川を見おろす四畳半のアパートで、一緒に暮らす恋人と銭湯に通っているけど、どうですか?」とメッセージしたのがかぐや姫の“神田川”であり、「僕は、旅をしながら、旅館で女といちゃいちゃしてるんだよ」と歌ったのが吉田拓郎の“旅の宿”なのだ。

安保や加速度的な高度成長に恩恵をこうむりながらも、不安・違和感をもつ当時の日本社会は“四畳半フォーク”を双手をあけて受け入れたのである。
この現象は、日本にロック・ミュージックをマスで浸透させる大きな足枷となったと、僕は思っている。

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現に今年66歳になるディランは、プロテスト・ソングの旗手から純然たるロック・ミュージシャンへと突き進んで行く。そのディランのスタイルを熱心に模倣したはずの“四畳半フォーク”の旗手たちはどこへ行ったのだ? ほとんどが演歌に流れているではないか!

あ、年がいもなくちょっと熱くなってしまいました。
次回はボブ・ディランが、いよいよロックへと突き進むあたりを考証してみたいと思います。


●Bob Dylan Talkin' New York

●Bob Dylan - Pretty Peggy-O - 1992 Aosta

●Bob Dylan - House Of The Rising Sun

●Bob Dylan - Song To Woody - 1999 East Rutherford

●Bob Dylan Blowin' In the Wind

●Bob Dylan - Girl From The North Country (1964)

●Bob Dylan's MASTERS of WAR

●Bob Dylan/The Band - Highway 61 Revisited (1969)

●A Hard Rain's A-Gonna Fall

●Bob Dylan - Don't Think Twice, It's All Right(DLB OUTTAKE)

●Bob Dylan "Corinna, Corrina" (Special McGari-Mix)

●Another Side of Bob Dylan - 05 I Shall Be Free No. 10





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テーマ:YouTube動画 - ジャンル:音楽

  1. 2007/09/18(火) 20:15:22|
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ロックとロックな生き方を愛し、模索する1957年生まれ。
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