・Michael Schenker ; Acoustic Guitars, All Lead Guitars ・Gary Barden ; Lead Vocals ・Michael Voss ; Acoustic Guitars, Bass, Keys, Arrangements. ・Kai Luennemann; Drums & Percussion
マイケル・シェンカーは、1993年〜2003年の間、『THANK YOU』というインストゥルメンタル・アルバムをシリーズで4枚リリースしていたそうで、主にライヴ会場や自信のHPで販売されていた。このプロジェクトに、ヴォーカルを乗せたらどうなるか? という発想からゲイリー・バーデンのため、新曲と併せ『THANK YOU 4』のインスト曲をリ・アレンジし、本作が完成したそうである。
しかし、今回のマイケル・シェンカー&ゲイリー・バーデン『Gipsy Lady』のアコースティック・プロジェクトは、いささか意味合いが違う。 マイケル・シェンカーにとっては、前作『IN THE MIDST OF BEAUTY』と同等の新譜と位置づけているのである。 そういう意味では、次作がリリースされるまでの間、今作を聴き続けるのは僕にはかなり辛い。願わくば今回のはあくまでスペシャル・プロジェクトとし、出来るだけ早い機会にプラグ・インしたフライングVの快音を届けてほしいと願って止まない。 さて、みなさんはどう思いました?
尚、昨日5月18日(英国)には、MSGの『黙示録(Assault Attack)』(82年)、『限りなき戦い(Built To Destroy)』(83年)、『ロック・ウィル・ネヴァー・ダイ(Rock Will Never Die)』(84年/ライヴ盤)の3タイトルがボーナス・トラックを追加したリマスター盤として再発されたようです!